開業を懸念
[ 1399字|社会 (society) ] 有料控訴裁判所の判決を受け、各航空会社からは第3ターミナル本開業を疑問視する声が挙がる
マニラ空港第3ターミナルの補償金問題をめぐって、控訴裁判所はこのほど、補償金約三十億ペソの支払いの一時差し止め仮処分を解除した。これに伴い、事業主体のフィリピン・インターナショナル・エア・ターミナル社(PIATCO)が政府から補償金を受け取れば、最高裁判決に基づき、政府側に同ターミナルの所有権が移り、残った工事が可能となり、政府側は「悲願の本格開業が視野に入る」と期待感を膨らませる。