ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2006.9.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
領収書のリサイクル
オーストラリア人のボスのために滞在ビザの二カ月延長を申請したテレシータ・ロスコさんは払った手数料の公給領収書を見てびっくり。あちこちに消し跡や書き直し、重ね書きがあったからだ。このほど、入国管理局中部ビサヤ事務所長ら三人を行政監察院に汚職容疑などで告訴した。
ロスコさんは今年四月、雇用主の観光ビザ延長を申請したところ、局長の運転手が受け付け、手数料七千七十ペソの仮請求書を渡したので七千五百ペソを支払った。もらった領収書は明らかに他のビザ申請者に使われた領収書を回収して再使用したことが歴然としていたという。ビザ延長は局長自身のサインで行われていた。ロスコさんによると、最近、不審な男が自宅近くに現れていた。(7日・スター)