後絶たぬ睡眠薬強盗
[ 966字|社会 (society) ] 有料リサール公園「一緒に観光しよう」マニラ空港「ジプニー乗り場まで」マカティ市「日本語を翻訳して」 誘いの手口は酷似
観光客、在留者を問わず、巧みな言葉で日本人に近づき、金品を奪う睡眠薬強盗が首都圏で後を絶たない。被害例を検証すると、犯行場所はリサール公園など観光地、マニラ国際空港とマカティ市のビジネス街にほぼ限られ、同一グループの犯行らしく、手口は場所ごとに酷似している。いずれの場合も自衛策は、「見知らぬ人の甘言に乗らない」という、ひと言に尽きるようだ。