比航空労使紛争
[ 1195字|政治 (politics) ] 有料比航空の大規模解雇を目前にして、対象の従業員たちが不安な心境を語る
フィリピン航空(PAL)による従業員の大量解雇が実施される30日まで2週間を切った。解雇通知を受けたのは最大労組の従業員組合(PALEA、組合員数約3500人)のうち約75%を占める2600人。経営陣は民間企業3社への再雇用先を用意しているものの、大半は待遇悪化などを理由に再雇用を望んでおらず、「解雇されたら今後どうすればいいのか」「この年齢で新たな就職先を探すのは難しい」「子供の教育に影響を及ぼす」とそれぞれ不安を抱えながら、最後まで経営陣と戦う意気込みだ。