ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2011.9.19|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
訪中の成果に期待
先のアキノ大統領訪中に同行したセブ州の財界人は一様に、その成果に楽観的だ。とりわけ中国からの直接投資が、セブ経済に波及効果をもたらすと大きな期待を寄せている。マンダウエ商工会議所のメンドーサ会頭は、「われわれは中国文化に強い親近感を持っている」とし、セブ州こそ中国の理想的な投資対象と話す。比小売業協会のナン女史は、有望な分野として農業、製造業、発電、鉱業などを挙げた。
セブ商工会議所のシオソン会頭も今回の訪中を高く評価した上で、中国アセアン・ビジネス協議会(CABC)の枠組みの中で2010年8月に同会議所が中国側と覚書を調印したことも挙げ、経済使節の相互訪問などを通じ対中関係強化に取り組む意向を表明した。(13日、ブレティン)