ロット賞金論議
[ 1481字|社会 (society) ] 有料上限設定求める下院議員に対し、運営者側は「売上減で慈善事業に影響」と反論
クリスマスを1カ月後に控え、ロット熱がヒートアップしている。過去半年間、大当たり(ジャックポット)の出ていない「グランドロット」の累積賞金額が6億3千万ペソ(24日現在)を突破したためだ。仕事や家事そっちのけで販売所の列に並ぶファンも多いとみられ、「賭博中毒者の急増」を懸念する一部国会議員は賞金額の上限を設定するよう提唱。これに対し、運営者の比慈善宝くじ協会(PCSO)関係者らが「上限設定は違法」、「売上減で慈善事業に影響が出る」と反論するなど賞金論議も熱を帯びつつある。