赤十字職員拉致
[ 924字|社会 (society) ] 有料犯人側がスルー州知事に最後通告。国軍を撤退させないと人質1人を殺害
ミンダナオ地方スルー州で一月十五日に起きた赤十字国際委員会(ICRC、本部スイス・ジュネーブ)の職員三人拉致事件で、同州のタン知事率いる「タスクフォースICRC」は二十五日、犯人側から最後通告を受けたことを明らかにした。通告内容は、同州で活動中の国軍部隊を今月末までに撤退させない場合、人質一人を斬首(ざんしゅ)するとしている。国軍側は「全部隊の撤退はできない」との姿勢を示しており、今後緊迫した状況が続きそうだ。