ミンダナオ情勢
[ 1103字|政治 (politics) ] 有料和平交渉覚書の口頭弁論で最高裁判事、憲法改正が国際的責務となる危険性指摘
イスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)と比政府との和平交渉に関する覚書の違憲性をめぐる第三回口頭弁論が二十九日、最高裁大法廷で開かれた。この日の口頭弁論で最高裁判事二人は、署名によって憲法改正を国際的責務として背負うことになり、実行できなければ関係各国などから国際裁判所に訴えられる可能性があると指摘、覚書署名は比政府にとって危険性があるとの見解を示した。