やはり「死の川」 JETRO パシッグ川水質調査
[ 732字|社会 (society) ] 有料大腸菌数 検出不可能 自浄能力はほぼゼロ
「どぶ川」「死の川」と酷評されるパシッグ川。清流を取り戻す努力が政府や民間団体により続けられる一方で、川には流域住民六百万人の汚物や工場廃水が連日たれ流されて新たな汚染を引き起こしている。日本貿易振興会(JETRO)マニラ事務所が実施した調査によると、大腸菌数は「検出不可能」なレベルに達し、有機物を分解する自浄能力もほぼゼロという。
1992年にマニラで創刊した「日刊まにら新聞」のウェブサイトです。フィリピン発のニュースを毎日配信しています。
「どぶ川」「死の川」と酷評されるパシッグ川。清流を取り戻す努力が政府や民間団体により続けられる一方で、川には流域住民六百万人の汚物や工場廃水が連日たれ流されて新たな汚染を引き起こしている。日本貿易振興会(JETRO)マニラ事務所が実施した調査によると、大腸菌数は「検出不可能」なレベルに達し、有機物を分解する自浄能力もほぼゼロという。