ビザと別の事業所で働いていた中国人を拘束
[ 287字|2024.12.06 ]
出入国管理庁は3日、就労ビザに登録されていた事業所と別の事業で勤務していたとして、首都圏パラニャーケ市で中国人の女を拘束したと発表した。拘束されたのは、同市タンボのキリノ通りにある中国雑貨店でレジとして働いていたチェン容疑者(46)。拘束に先立ち、入管の情報課の捜査員は客に扮して同雑貨店を利用、レジ係を陳容疑者と特定した。それを受け、ビダオ長官が命令を出し拘束に至った。容疑者は有効な就労ビザを提示したものの、登録事業所は現在の勤め先とは異なっていた。入管情報課のマナハン課長は「就労ビザと異なる事業所で外国人が働くのは、滞在条件に違反する」と強調した。(5日・DMS)