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　西ネグロス州エスカランテ市で１日、自宅にいた手配中の薬物密売人を、侵入した武装集団が射殺した。現地警察によれば、被害者は51歳の男性で、市民からはエスカレンテ市で１番の薬物密売人と噂されていたという。容疑者は９人で、被害者宅に侵入して物色中に被害者と鉢合わせし、銃撃戦になった。状況が不利とみた被害者は逃げだそうとしたが、失敗して撃ち殺されたという。事件後、警察は現場から拳銃数丁、実弾数個、薬莢（やっきょう）数個、手榴弾、さらに６袋に小分けされた覚醒剤を押収した。事件現場は軍隊や警察の銃撃戦の様相を呈していたという。警察は遺体を司法解剖して死因の特定を進めるとともに、逃走した９人の行方を追っている。（４日・テンポ）