偽装結婚で中国に渡航しようとした女性を保護
[ 258字|2024.03.30 ]
入管は29日、マニラ空港ターミナル3で、中国人の妻として中国広州に渡航しようとした比人女性を保護した。女性は出国審査の際、去年1月にパシッグ市役所で取得したという婚姻証明書を提出したが、結婚を司った女性牧師を男性だったと述べるなど証明書の内容と女性の説明にそごが見つかった。職員の取り調べで女性は「夫」とは会ったことがなく、遠距離恋愛もしていなかったことを明かした。また、結婚の対価として50万ペソ受け取る約束をしていたことも明らかにした。入管は偽装結婚は到着したときに支払い約束を反故にされる例が多いとしている。