最終和平へ鍵握るMNLF 和平プロセスへ復帰なるか
[ 888字|政治 (politics) ] 無料大統領がMNLFのミスアリ議長と会談、連邦制実現の遅れ謝罪か
ミンダナオ地方でのバンサモロ・イスラム自治政府(BARMM)創設は2回の住民投票を経て暫定統治機構(BTA)が2月末に正式に発足、チーフ・ミニスター(首相)代行にモロ・イスラム解放戦線(MILF)のムラド議長が就任した。しかし、長年にわたる政府との内戦の「もう一方の主役」だったモロ民族解放戦線(MNLF)は自治政府に非協力な姿勢を示している。ミンダナオの最終和平への道のりは、MNLFの今後の動向が大きな鍵を握りつつある。