4500万ペソ相当の二枚貝を押収
[ 259字|2024.12.12 ]
ミンダナオ地方西部のスルー州パティクル町バランガイ(最小行政区)タグリビで9日、スルー州警察とバンサモロ自治政府・農林水産農地改革省の職員からなる合同部隊が空き地に積まれている巨大二枚貝計30トンを摘発した。現地で「タクロボ」と呼ばれる貝で、国内法で絶滅危惧種に指定されている。押収したのは市場価格でおよそ4500万ペソに相当する分量で、いずれも資金を提供するフィナンサーと呼ばれる業者が漁師らに密漁させて、採集・保管させたとみられている。当局はこの空き地の所有者とフィナンサーの行方を追っている。(11日・テンポ)