地域の若者代表が暴行致死事件
[ 319字|2024.11.13 ]
首都圏マニラ市サンタアナで10月25日、同地区に住む15歳の少年が、バランガイ(最小行政区)の青年評議会(SK)メンバーとその友人により暴行され死亡した。マニラ署が確認した監視カメラの映像には、容疑者2人が路上で対峙した少年を突然走って追いかけ回し、殴る蹴るなどの暴行を繰り返す様子が残されていた。少年は重傷を負い、搬送先の病院で死亡が確認された。警察は容疑者をSKメンバーのマーク・デラクルス(18)と友人のイリネオ・カルダニオ(23)と特定し既に逮捕している。事件を受けて人権委員会は12日、「加害者の1人が地域選出の若者のリーダーであることは深刻で特に憂慮すべき事態」とし、独自調査することを発表した。 (12日・ブレティン)