中国来の密輸冷凍サバを大量押収
[ 291字|2024.11.01 ]
マニラ国際コンテナ港(MICP)で近ごろ、中国来のコンテナ21基に積まれた大量の密輸冷凍サバを税関(BOC)が押収した。BOCの担当者は、押収した冷凍サバは未申告品で、安く見積もっても販売価格1億9000万ペソになると発表。16日の時点でBOCは中国来冷凍サバの密輸情報を得ており、関係先に対して規制勧告を発していた。コンテナを積んだ不審船がMICPに停泊し始めたのは本年8月。BOCの通報で漁業水産資源局がコンテナの荷受人を調査した結果、輸入業者は国内食品会社で輸入申告なしで密輸しようとしたことが判明した。この業者は関税法違反などの罪で起訴される可能性がある。(16日・テンポ)