国外逃亡の常習犯を空港で連続御用
[ 294字|2024.10.16 ]
マニラ国際空港で14日、中国籍の男2人が出入国管理局(BI)によって身柄を拘束された。容疑者ら(甲乙)は何食わぬ顔をし出国審査に臨んだが、当局職員が偽造出国書類を看破した結果、両者ともに現在拘置所に収監されているはずの強制送還対象者であることが判明した。容疑者甲は昨年11月に売春、人身売買、労働搾取の罪で逮捕され強制送還を宣告されたが、先月29日にも同空港で中国行き航空機に搭乗しようとしたところを拘束。一方で容疑者乙は昨年5月に中国当局から経済犯として指名手配を受けて身柄引渡しの予定であったが、同じく先月21日にシンガポール行きの航空機に搭乗しようとしていた。(15日・テンポ)