南アフリカからの覚醒剤密輸を阻止
[ 308字|2024.10.15 ]
マニラ国際空港第3ターミナルで12日、南アフリカ国籍の男(31)が大量の覚醒剤密輸を企て逮捕された。大統領府薬物取締庁(PDEA)の捜査幹部によれば、空港スタッフが挙動不審の容疑者を発見。通報を受けたPDEAと国家警察の捜査員らが協働して容疑者の荷物と身体の検査を実施した結果、荷物から黒テープで巻かれた大型ポーチを、さらに身体から小型ポーチをそれぞれ発見した。容疑者の表情が曇ったことから捜査員が内容を確認すると、合計約6.2キログラム、末端価格4000万円相当の覚醒剤所持が確認された。捜査幹部は、近年続発する南アフリカからの密輸阻止は違法薬物捜査の大きな勝利であると強調した。(14日・ピープルズジャーナル)