魚貝類ブードルファイトで安全アピール
[ 309字|2024.09.11 ]
カビテ州ロサリオ町の地方自治体は10日、地元で獲れた魚介・貝類が安全に食べられるようになったことを市民にアピールするため、漁港でブードルファイトイベントを開催した。同町では、バタアン州リマイ町沖で7月に沈没したタンカー、テラノバ号から積み荷の油が流出した事故による影響で、安全性の問題から8月1日に地元産の貝類の消費禁止令が発令。さらに漁業水産資源局が油流出地域の魚介類を食べないよう勧告していたが、その後、禁止令は29日に解除された。ブードルファイトはバナナの葉の上に米やおかずを乗せて皆で手で食べる比の伝統的な食事方法で、自治体職員や市民団体、漁民の組織などが一緒に地元の魚貝類を囲んだ。(2日・ブレティン)