ユーロがゆか種目制覇を射程に
[ 297字|2024.08.01 ]
パリ五輪の男子体操フィリピン代表のカルロス・ユーロは複数種目で金メダルを射程に入れている。ユーロが複数メダルを獲得すれば、100年前のパリ五輪で比が初めて参加して以来初の快挙となる。ユーロは個人総合、ゆか、跳馬で決勝に進出。個人総合予選では83・631点で9位だったユーロだが、専門家は「予選でユーロはまだ本気を出していない」と解説。直前の最終調整を経て、ピークを本番に持ってくると予想する。とはいえ、1位通過の中国ジャン・ボヘン選手は88・567点と点差は大きい。フィリピン五輪委員会のアブラハム・トレンティーノ委員長は「ミラクル」が起こることに祈りを捧げている。 (31日・テンポ)