「児童ポルノ事件に勝手に介入するな」
[ 305字|2024.06.07 ]
アバロス内務自治相は大統領府での記者会見で、児童に対するオンラインを通じた性的搾取や虐待事件について、「バランガイ(最小行政区)の議員や議長らが仲裁に入るなど勝手に介入することは出来ない」と改めて強調した。児童の性的搾取や虐待問題の解決を優先するマルコス政権として、同大臣は児童の虐待事件を見聞した者は当局に通報すれば、当局が容疑者らを必ず訴追すると言明している。また、このような事件に介入したことが判明したバランガイ関係者もその責任を追及するとしている。バランガイ関係者らは地域住民の紛争や喧嘩を調停する役割も担っているが、オンライン児童ポルノに関しては介入できないと明確な立場を示した。(6日・ブルガ-)