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　猛暑が比全域を襲うなか、マニラ動物園では動物も冷凍のエサなどで暑さをしのいでいる。同園の獣医デイブ・ビナスさんによると、トラやライオンなど大型ネコ科動物の熱中症を防ぐことが最優先事項という。コンクリート製の囲いの壁や地面では一日中「打ち水」で檻の中の温度を下げ、動物の血液とビタミンで作った氷や凍らせた肉を与えるなどして体温の上昇を抑えている。またオスとメスを分け交尾も防いでいる。ペットのネコと同じく通常12～16時間眠るが、暑すぎて眠れず、檻の中のプールに何時間も浸かっていることもあるという。（２日・ブレティン）