高利貸しのインド人入国拒否
[ 274字|2024.05.01 ]
出入国管理庁は4月30日、「5-6」として知られる零細事業者への高利貸しを行う組織の一員とみられるインド人の男(19)の入国を拒否したと発表した。男はシンガポール経由で27日に入国しようとしたが、入国審査時に、偽の帰国チケットを含む複数の書類の問題が発覚。調べにより、有効期間を過ぎても滞在することを企てていたことが分かったほか、違法な高利貸し組織との関連も浮上した。男の名前はブラックリストに入れられ、現在強制送還の準備が行われている。入管は「観光客は歓迎するが、偽の書類で入国しようとしたものには厳正に対処する」としている。(30日・DMS)