フィリピン空軍によると、14日にマニラ市の大統領府で大統領功労賞を受賞したカリンガ州の伝統彫師ワン・オドゥさん(106)の送迎には、多目的戦術ヘリのブラックホークが使われた。14~15日にかけてルソン地方山岳地帯の村と首都圏マニラ市とを往復した。オドゥさんは同州ブスカラン町の村に住む、国内最高齢の山岳先住民の女性彫師で、国内の伝統的なタトゥー文化の継承者としてマルコス大統領から大統領功労賞を受賞した。カスティリョ空軍報道官は「伝説的な比人アーティストを表彰するという歴史的な瞬間に立ち会えたことは光栄だ」と述べた。
106歳伝統彫師を戦術ヘリで送迎
2024/02/18