パラスパスの回収始まる
[ 270字|2024.01.30 ]
フィリピンカトリック教会が、昨年のホーリーウィーク(聖週間)で使用されたパラスパス(ヤシの葉で作られた飾り)の回収を始めた。パラスパスは聖週間初日の「パームサンデー」と呼ばれる日曜日に教会近くの露店で販売される。信者は当日のミサの聖水で祝福を受けた飾りを家に持ち帰り、厄除けとして玄関や窓などに飾り付ける。信者から回収したパラスパスは毎週火曜日の午後に祈祷を行いながら燃やして灰を作り、「灰の水曜日」と呼ばれるミサで信者らの額に十字を塗り付ける儀式で使用する。今年の灰の水曜日は2月14日で、パームサンデーは3月24日。(29日・テンポ)