国防省の清掃員がスパイの可能性
[ 267字|2024.01.26 ]
テオドロ国防相はこのほど、同省や国軍の関係機関に派遣業者から送られてくる清掃員などについて、「スパイが送り込まれる、もしくはスパイに勧誘される恐れがある」として外注契約を撤回したことを明らかにした。国防相は「派遣社員らはほぼ無条件に安全保障の最前線に立ち入ることができる」と述べ、正規雇用のスタッフに転換しているという。また、国防省と国軍施設の警備体制見直しに着手していることも明らかにした。昨年10月には、なりすまし防止のためAI写真生成・加工アプリの使用を禁止する通達を国防省職員に向けて出した。(25日・ピリピノスターガヨン)