盗まれた教会の聖器物が戻る
[ 275字|2024.01.02 ]
バコロド市のサンセバスチャン大聖堂礼拝堂から盗まれていた、聖体を収める聖体顕示台が12月31日午前に同教会の門前で発見された。発見時、聖体顕示台は黒のかばんの中に入っていた。盗難は30日に発覚。教会は同日午後6時25分に当局に通報するとともに、聖体顕示台のあった礼拝堂を閉鎖していた。バコロド教区のパトリシオ・ブゾン司教は盗難の際、「これは極めて悲しいこと。これはキリストの体の実体である聖体の入れ物であり、教会の最も神聖な所有物だった」として、深い悲しみを表明。「犯人は自分の行いの重大性を認識していないのだろう」と述べていた。 (1日・テンポ)