保健省のカラバルソン地域事務所は6日までに同地域で38人が下痢などの症状を訴え、先住民族「ドゥマガット・ラモンタドス」の6人が死亡したと発表した。台風16号(比名カルディン)による水質汚染が原因のひとつと考えられている。地方疫学・監視部によると、9月26日に下痢の症状による死者の報告を受け、すぐさま調査を開始。他の症状としては腹痛や嘔吐、発熱などが確認されている。保健省は「多くの先住民の命が失われた」と嘆き、類似した症状がみられる際はすぐに医療機関へ相談するよう呼び掛けている。(9日・テンポ)
下痢症状で先住民6人が死亡
2022/10/10
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