人権委が女性殺害と遺棄を調査
[ 265字|2022.01.29 ]
南ダバオ州サンタクルズ町の海上で22日、手足をテープで縛られ、腹部を切り刻まれ、頭部を鈍器のようなもので砕かれた女性の遺体が浮いているのが見つかった。人権委員会は身元不明のこの女性が拷問にあった末、殺害されたと見て「女性に対する非人間的な暴力で拷問防止法に違反する」とし、調査している。遺体はさらに全身をナイロン紐で縛られており、錘として使用されたセメントを流し込んだ容器とつながれ、海中に遺棄されたものと推測している。頭部の損傷について人権委は、容疑者が女性の身元特定を遅らせる目的で行ったとの見方を示した。(28日・テンポ)