採れ過ぎた野菜をチップスに
[ 246字|2021.11.30 ]
パンガシナン州カラシアオ町の農業団体が「ピナクベットチップス」で同町の農家が抱える野菜の供給過剰・値崩れ問題に取り組もうとしている。ピナクベットとは野菜をふんだんに使ったフィリピン料理。同団体の代表を務めるアラン・パディリアさんが農務省のコンペに応募し優勝。贈呈された助成金5万ペソで、採れ過ぎたナスやトマト、カボチャなどを栄養価の高い野菜チップスに加工するための乾燥機や粉砕機を購入したという。パディリアさんは「学校に行けない地域の若者などの収入にもなる」と話している。(29日・テンポ)