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[ 254字|1999.12.2|社会 (society)|econoTREND ]
□9—10月の粗糖生産高が4倍
農業省砂糖統制局の報告によると、今年9—10月期の粗糖の生産高は前年同期比326.4%増の11万7,992トンだった。これは、主として、エルニーニョ現象の影響による干ばつのため、昨年はトウモロコシなどへの転作を強いられた粗糖生産農家が、気象条件が良好だった今年、再びサトウキビを植え付けたため。地方別では、ネグロス地方の生産高が同396.6%増の10万9,790トンと全体の93.1%を占めた。同局は、1999—2000年収穫期(99年9月—2000年8月)の粗糖生産高は180—185万トンと予測している。