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[ 251字|1999.11.6|社会 (society)|econoTREND ]
□NEDA研究機関が低金利政策を支持
経済開発庁(NEDA)傘下の開発計画研究所は、2000年度(1—12月期)の国内総生産(GDP)など各種マクロ経済指標の目標成長率達成には、「低金利政策を維持すべき」との見解を示した。同研究所は、「金利を低レベルにとどめることによって消費や投資が増加、その結果、経済が成長する」と分析。中央銀行が先に行った翌日物借入金利の引き下げを支持した。一方、民間部門による投資の冷え込みを補うため公共投資などへの歳出枠を拡大する「呼び水政策」は、来年度の財政赤字の目標超過を防ぐため「規模縮小が望ましい」とした。