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[ 206字|1999.11.4|社会 (society)|econoTREND ]
□政府、タイヤなど10項目の無関税化拒絶
政府は、石油化学製品を含む各種化学製品や繊維、タイヤなど10項目の関税無税化を求める製造業者の訴えを退けた。無関税化は歳入減につながるというのが主な理由。政府は、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国間で締結された自由貿易地域(AFTA)協定に基づき2004年までに現行20—10%の関税を5%に引き下げる方針。しかし、2002年度をめどに財政収支の赤字解消を達成するため、関税免除には消極的な姿勢を示している。