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[ 224字|1999.11.4|社会 (society)|econoTREND ]
□テキサス・インストロメンツが比でのウェーハ工場建設見送り
米国の電子部品・製品製造大手テキサス・インストロメンツ社は、フィリピンで計画していた半導体インゴットを裁断したウェーハの製造工場建設を見送った。現政権の政策が一貫性を欠いていることなどが理由とみられる。同工場の建設計画は、投資額が20億ドルに上る大型プロジェクトで、比政府は、法人所得税の免除期間延長を検討するなど誘致に務めていた。同社は、タイで工場を建設する方針。比では、バギオ・シティー輸出加工区で操業中の工場での研究・開発に力を入れるという。