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[ 215字|1999.7.10|社会 (society)|econoTREND ]
□自動車産業の自由化延期求める
財界およびエコノミスト代表で構成される貿易産業相の諮問機関は、自動車産業の自由化延期を支持する見解を示した。国内の自動車部品製造業界が規制撤廃による輸入品との競争激化に打ち勝つだけの「体力を付けていない」というのが理由。政府は現在、国内の自動車部品製造業保護のため、自動車組立会社に対し国産部品の使用を義務付けている。しかし、世界貿易機関(WTO)との取り決めによると、2000年に義務付けを解除し、規制を撤廃しなければならない。