「日刊まにら新聞」ウェブ

中央銀行の発表によると、今年第１四半期（１—３月期）の国際収支は19億4,700万ドルの黒字だった。前年同期に記録した６億1,700万ドルに比べ黒字幅は215％増加した。国際収支とは、主に経常収支と資本収支からなり、国のすべての対外経済取引を表す。黒字幅の増加は、①同期の貿易収支が黒字を達成、その結果、経常収支が前年同期の8,500万ドルの赤字から13億2,400万ドルの黒字に転じた②海外からの短期的な投機資金（ホットマネー）および中長期融資の流入が続いたため、資本収支が前年同期比111％増の17億1,000万ドルの黒字となった——ため。