econoTREND
[ 237字|1999.5.27|社会 (society)|econoTREND ]
□1−4月のココナツ輸出量が7割減
農業省ココナツ庁の報告によると、今年1−4月期のココナツ関連製品の輸出量は前年同期比67%減の26万2,638トンだった。1998年のエルニーニョ現象による干ばつの影響で大幅減となった。このうち、主力製品であるココナツ油の輸出量が同70%減の14万1,079トンと最も落ち込んだ。フィリピンは現在、世界最大のココナツ油輸出国だが、輸出量の激減で国際市場におけるシェア減損が懸念されている。このほか、コプラ(乾燥ココナツ)は同57%減の8万2,678トンなどと軒並み減少した。