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[ 252字|1999.5.22|社会 (society)|econoTREND ]
□12月現在の貸出金融資産が4.8%減
中央銀行によると、1998年12月現在の国内商業銀行の貸出金融資産(貸付金の総額)は対前年比4.8%減の1兆3,482億ペソだった。伸び率では、前年の26.5%増を大幅に下回った。通貨危機の影響などが要因。部門別では、製造部門への貸付金が同15.7%減の3,575億ペソと最も落ち込んだ。このほか、農林水産同11%減の629億ペソ、流通同8.9%減の2,102億ペソなどと9部門中、5部門で減少した。逆に、サービス(同13.6%増)、電気・水道・ガス(同12.5%増)、建設(同6.6%増)などは伸びた。