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　12日の大蔵省証券（ＴＢ）の入札で、指標銘柄である91日物ＴＢのレートは先週に比べ0.515ポイント引き下げられ10.972％となった。91日物ＴＢレートが10％台となったのは、通貨危機発生前の1997年６月以来、22カ月ぶり。しかし、度重なるレート下落にもかかわらず、市中銀行はＴＢの買い付けを続行、ＴＢレートの引き下げが貸出業務の活発化につながっていない。このため財務当局は、毎回の入札におけるＴＢレートの発行上限額を現行の50億ペソから引き下げる方針。