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[ 250字|1999.3.30|社会 (society)|econoTREND ]
□1月の不良債権率12%台に上昇
中央銀行によると、国内商業銀行の貸出金融資産に占める不良債権(焦げ付き融資)の比率は今年1月現在、12.107%だった。前月の1998年12月に比べ1.734ポイント上昇した。主として、貸出金融資産額が対前月比540億ペソ減の1兆4,880億ペソと減少したのに対し、不良債権額は同201億8,500万ペソ増の1,801億8,500万ペソと増加したため。98年11−12月と2カ月連続で減少した不良債権比率が再び上昇したことによって、「金融部門は最悪の事態を脱していない」との見方が広まっている。