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　中央銀行によると、国内商業銀行の貸出金融資産に占める不良債権（焦げ付き融資）の比率は1998年12月現在10.37％で、前月比1.45ポイント減少した。主な理由として、①金融機関の貸し渋りが緩み、貸出金融資産が同2.11％増の１兆5,430億ペソに増加した②支払い期限延長が認められて、不良債権の定義枠から除外された融資が同26.25％増の470億8,200万ペソと大幅に増加した結果、不良債権額が同10.4％減の1,600億ペソに減少した——などが挙げられている。