econoTREND
[ 194字|1998.12.10|社会 (society)|econoTREND ]
□ココナツ油生産高が激減
フィリピンの主要輸出農作物の1つであるココナツ油の生産高が1カ月当たり9万4,500トンから73%減の同2万5,500トンへと激減した。エルニーニョ現象による干ばつの影響で、原料のコプラ(乾燥ココナツ)の生産高が20%減少、ココナツ油製造会社各社が操業一時停止に追い込まれたため。国際市場の7割を占める比産ココナツ油の減少によって、価格はトン当たり700ドルから760ドルに高騰した。