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[ 237字|1998.10.1|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、預金準備率を引き上げ
中央銀行はこのほど、市中銀行の預金準備率(銀行が預金支払いのために保有すべき一定比率)を現行の15%から17%へ、貯蓄銀行は14%から15%へそれぞれ引き上げる方針を固めた。金融システムの貨幣の流動性をコントロールし、有効水準を調節するのが狙いで、為替相場の安定を目指す。中銀はまた、翌日物貸出金利を18%から16%に、同借入金利は16%から14%にそれぞれ引き下げた。これに対し銀行関係者は、預金準備率の引き上げは貸出金利の上昇を招き、景気後退につながると反対している。