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[ 298字|1998.9.12|社会 (society)|econoTREND ]
□コファンコ一族がPLDT買収防止で連携
サンミゲル・コープ会長に返り咲いたエドゥアルド・コファンコ氏は同氏の甥でフィリピン長距離電話会社(PLDT)社長兼経営最高責任者のアントニオ・コファンコ氏と連携し他企業によるPLDT買収を阻止しようとしている。両氏筋によると、両コファンコ氏は11日のエストラダ大統領と香港複合企業のファースト・パシフィック幹部との会談に先立つ10日、買収阻止で合意した。PLDT株の政府持ち株比率は約20%だが、財政難のため売却を検討。ファースト・パシフィックのほか、マルコス元大統領の義理の息子のアラネタ氏らがPLDT買収を計画しているとされる。アントニオ・コファンコ氏は約31%の株式を実質支配している。