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[ 249字|1998.9.12|社会 (society)|econoTREND ]
□赤字企業数が大幅増
証券取引所はこのほど、1997年度(1—12月)の国内トップ企業5,000社の収支結果を報告した。それによると損失を出した企業が前年に比べて81.7%増え、476社に達し、その赤字総額が702億ペソであった。損失額が最も大きかったのはパサール銅精錬会社(100億ペソの損失)で、フィリピン航空(25億ペソ、4位)、カルテックス(23億6000万ペソ、6位)などと有力企業が続いている。石油元売り大手3社は、ペソの対ドルレートの落ち込みに伴い、いずれも赤字企業のトップ20社以内にランクされている。