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[ 318字|1998.7.28|社会 (society)|econoTREND ]
□首都圏中心部のオフィス供給過剰
外資系証券会社の調査によると、マカティ、オルティガス両商業地区のオフィス・スペースは1998年には新たに31万8,000平方メートル、99年はさらに23万4,000平方メートル、それぞれ増加するという。このため99年末の総オフィス・スペースは97年末から22%増加し300万平方メートルとなる。一方、需要は98−99年は年6万平方メートルと94−97年の年平均12万平方メートルから激減すると見られている。空室率は97年の4%から99年は16%に上昇する。賃貸料は現在1カ月、1平方メートル当たりマカティ地区で600−1,200ペソ、オルティガス地区で400−650ペソだが、98年末にはそれぞれ13−15%減になると予測されている。