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　ペソ安が加速していることで、国際通貨基金（ＩＭＦ）は４月30日、「ＩＭＦはフィリピン通貨当局による金利引き上げを支持するだけでなく奨励する。必要となれば中央銀行がさらにその動きを強めることを確信する」と発表した。中銀は29日のペソ・レートが１ドル＝40ペソを超える気配を見せたため、翌日物借入金利を0.5ポイント引き上げて13.5％とした。それにもかかわらず30日はさらにペソ安が進み、平均値は１ドル＝40.178ペソで、３月９日の１ドル＝40.20ペソ以来の安値を付けた。シンソン中銀総裁は「これは選挙戦の動揺による一時的なもの」との見解を示している。