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[ 253字|1998.3.3|社会 (society)|econoTREND ]
IMF、GNP伸び率で合意
比政府と国際通貨基金(IMF)は98年、99年の国内総生産(GDP)伸び率をそれぞれ3%,5%とすることで合意した。政府筋によると、IMFは98年、99年をそれぞれ「安定」「回復」の年とみており、通貨危機による影響を考慮し今年の目標値は低くおさえたが、来年は飛躍を期待する数字とした。3月末には「IMF卒業」、7月から スタンドバイ・クレジット供与に関する新プログラムが始まるが、IMFは比政府に対し、IMF卒業後のこの移行期間も慎重に経済政策を推進し、マクロ経済上の基礎条件を強化するよう要請している。