フィリピン統計庁によると、全国18地域のうち2024年度の農業部門生産が最も高かったのは、全体の13.7%に相当する2385億1000万ペソを生産した中部ルソンだった。同地域は特に畜産や水産物の生産高が全国でも有数。しかし、前年度の2390億4000万ペソからは若干落ち込んだ。2位は10.3%に相当する1785億9000万ペソを生産した北部ミンダナオだが、3年連続で生産高自体は減少している。3位はダバオで生産高は前年比1.4%減の1301億3000万ペソ(国内全体の7.5%)だった。、畜産生産に限ると中部ルソンが全体の26%を占めてトップで、カラバルソン(19.5%)と北部ミンダナオ(9.2%)が続いた。水産でも中部ルソンが全体の17.4%でトップ。次いでソックサルジェン(10.4%)、西部ビサヤ(8.8%)と続いた。穀物生産では北部ミンダナオが全体の12.1%でトップ。次いでカガヤンバレー(10.7%)、中部ルソン(9.7%)と続く。(24日・インクワイアラ―)
中部ルソン農業生産2385億ペソで国内1位
2025/4/25
経済