フィリピン経済区庁(PEZA)によると、ミンダナオ地方東ミサミス州にある比ベテラン投資開発公社工業庁が管轄するエコゾーンに、タイ企業が出資するココナツ加工工場向けの用地に関する土地賃貸契約が今月11日に締結された。初年度の賃貸料として633万ペソをタイ企業ワールド・グループが支払う。10月に着工する予定。同工場は3万9596平方メートルの土地に建てられ、毎年7万8000トン規模の超高温殺菌ココナツミルクを生産するほか、冷凍ココナツミートも生産する。タイ企業は総額10億ペソを投資して、2500人分の雇用を創出する見込み。完全操業すれば、50万個までのココナツを周辺農家から毎年買い上げる計画で、ココナツミルクなどの製品は米国や欧州、タイ向けに輸出する。(22日・インクワイアラ―)
タイ企業出資でココナツ工場建設
2025/4/24
経済